高松の池で出会った人たち

桜が満開となり、やがて散り行くわずかな日々の中で出会った人々…。彼らの話から、身近な場所にも知られざる歴史や問題が積み重なっていることが明らかになります。

郷土史研究家
地元で生まれた郷土史研究家は、高松の池の成り立ちや歴史を話してくれます。

桜ソムリエ
桜ソムリエを自称する桜愛好家は、池に咲く桜が日露戦争の戦勝記念で植えられたことを明かします。

白鳥のおじさん
野鳥愛好家の男性は、池に飛来する白鳥を人間が追いやっていることを嘆きます。

隕石研究者
池の端にある「月の石・火星の石展示館」の館長は、南極の隕石調査と原爆や故郷福島の原発事故について語ります。

シベリア抑留のおじいさん
夜明け前、闇に包まれた池で出会った91歳のおじいさんは、壮絶なシベリア抑留体験を飄々とユーモラスに語ります。

流しのおじさん
花見客にギター1本抱えて突入するさすらいの流しは、唄を通して人と繋がる喜びを語ります。

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池の環境問題に取り組む地元の長老は、トンネル道路建設が池の水質を変えてしまったことを指摘します。

タイトルの「無名碑」は、歴史を根底で築いた歴史に残らぬ人々を象徴していると同時に、この作品が名も知らぬ人々との一期一会の出会いから生まれたことを意味しています。

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