第7話 知られざるパワースポット

今日は高松の池のミステリースポット?パワースポット??をご紹介します。

高松の池はもともと江戸時代に南部藩が築いた堤の名残です。当時町づくりの障害になっていた水害対策として作られました。
その後、池の周りに桜が植樹されたり、ボート小屋やお店なども出来て徐々に行楽地として賑わいを見せていくようになります。

そしてここを本格的に公園として整備したのが、長年盛岡市長を務めた北田親氏(きただ・ちかうじ)です。
映画では北田氏を曾祖父に持つ男性がこの経緯をお話し下さいます。
その北田氏が建立した地蔵尊が池の南側にあります。
桜霊閣と名付けられたこの地蔵堂は、その名の通り、桜の霊と高松の池を作った人々を祀ったもので、北田氏が私費で建てたものです。

この桜霊閣、一見すると普通の地蔵堂のようですが、よく見ると何だか不思議な雰囲気を漂わせています。
お堂の周りを奇妙なオブジェがぐるりと囲んでいるのです。
そのオブジェというと、天狗、お多福、狐、猿、狸など…お地蔵様とはあまり関係のない面々ばかり。

しかもその造形がなんともユニークで、一度見ると忘れられない印象(愛嬌半分、不気味半分)を残します。
どうしてこのような個性的なオブジェが配されているのか?知らない人は摩訶不思議に思うことでしょう。
実はその摩訶不思議こそ北田氏のねらいなんです。

何でも北田氏は、人を喜ばせたり驚かせたり、いわゆるオフザケが大好きだったらしく、これらのオブジェもお地蔵様をお参りに来た人を驚かそうと設置したものだそうです。
夕暮れ時、西陽に照らされた天狗やお多福たちを見ると、何か不思議な世界に入り込んだような気分になります。

池の畔にありながら、あまりお参りする人を見ない桜霊閣ですが、高松の池の知られざるパワースポットとして一度参拝されることをおススメします。

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