第5話 名物料理

今回は高松の池に伝わる名物料理をご紹介します。

古くから行楽の名所であった高松の池の畔には、かつて料理屋をはじめとするたくさんのお店が軒を連ねていたそうです。その面影を唯一今に残すのが、池の北側に建つ創業100年を超える高松亭です。
老舗旅館ように大きく趣のある造りの高松亭でぜひ味わっていただきたいのが、人々から愛され続ける伝統の味「木の芽田楽」です。

木の芽田楽とは、特製の甘味噌を豆腐に塗って香ばしく焼き上げた風味豊かな逸品。秘伝の甘味噌は、京都から取り寄せた山椒と沖縄のサトウキビから成る砂糖をブレンドして作られています。

ひとくち頬張る度に、山椒の風味がフワッとひろがり、一度食べたらやみつきになる美味しさです。素朴ながらも滋味にあふれ、まさに高松の池のソウルフードと言っていいでしょう。

現在、高松亭はお花見の期間しか営業しておらず、木の芽田楽もこの時期にしか食べることはできません。伝統の味を食せるのは、ほんのわずかなこの期間だけですので、お花見に訪れた際にはぜひご賞味してはいかがでしょう。

テイクアウトも出来るので、満開の桜と池を眺めながら、ビール片手に木の芽田楽を味わうのもオツなものだと思います。
私も撮影期間中、何度も木の芽田楽を食べて元気を回復しました。

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